ならでは
こんばんは。
WACT塾塾長です。
ならでは、という言葉自体はみなさんも使ったことがあるかと思います。
「日本ならではの習慣」、「佐賀ならではの料理」
などなど、
ならでは = 特有の、~だけ
という意味を持ちます。
さて、
この「ならでは」という言葉
複数の言葉の組み合わせっぽいのはわかるけれども
いまいち文法的に説明しにくい言葉ですよね。
気になった塾長は調べてみました。
調べてみると、
文語の断定の助動詞「なり」の未然形「なら」+打ち消しの接続助詞「で」+「は」。
「~ならでは」で、「~以外では・~でなければ・~でなくては」の意味。
と出てきました。
古典ですね。
これをふまえて先ほどの例文を考えると
「日本ならではの習慣」=「日本以外には(ない)習慣」
「佐賀ならではの料理」=「佐賀以外には(ない)料理」
となります。
ふむふむ、
なるほど納得。
現代語の疑問から古典の勉強までできて、塾長はちょっと得した気分になりました。
ちなみに、
ならでわではなくならではが正しいそうです。